食品表示と品質表示

食品偽装が頻繁に起きています。食品の表示は購入する消費者が食品の品質を判断して選ぶ上で大切な表示です。あこのように一般消費者が利用する食品や飲料は、その品質表示の基準が定められています。食品表示の品質表示基準は、生鮮食品対象と容器包装に入れられた加工食品を対象としたものとの二つになります。食品偽装で騒がせた赤福もちは消費期限を偽装、食品表示の中でも消費期限は安全に食べることの期限であり、危険度は高い。

食品表示と食品衛生法jas法

食品の表示は、生鮮食品では名称や原産地。加工食品であれば名称、原材料名、内容量、賞味期限又は消費期限そして保存方法、製造者の氏名や住所等の表示を義務付けされています。さらには、玄米や精米、水産物、遺伝子組み替え食品、個別の食品に適用される品質基準があります。

そして、食品の表示にはJAS法による表示、食品衛生法による期限表示やアレルギー表示、内容量の表示など様々食品表示に関する法律によって定めがあり、JAS法以外でも表示義務が定められています。食品表示に関するJAS法は食品等が一定の品質や特別の生産ということを保障するJAS規格と原材料や原産地など品質に関して一定の表示を義務付ける品質表示基準制度からなりたっています。

JAS法の食品表示の基準に則りJAS規格マークや原産地表示がされているのはJAS法が根拠となっています。現在のJAS法は、平成17年に改正されたもので、これにより一層食品表示の方法などが充実しました。

食品表示と知っておきたい食品偽装

記憶に新しい食品表示に関する偽装いわゆる食品表示偽装において、このような発覚が過去7年間でありました。02年雪印食品で食肉卸業者が輸入牛肉を国産牛肉と偽る食品表示偽装。同年日本ハムの輸入牛肉を国産に偽装した食品表示偽装。06年不二家が消費期限切れ牛乳を使った洋菓子を出荷した食品表示偽装。

07年食肉加工販売ミートホープが豚肉を混ぜたひき肉を牛ミンチとして出荷した食品表示偽装。同7月香川県丸亀市ふじや精肉店がオーストラリア産牛肉を国産として学校給食用に納入した食品表示偽装。8月石屋製菓白い恋人の賞味期限改ざんした食品表示偽装。10月赤福が製造日を偽装した食品表示偽装。

10月食肉加工製造会社比内鶏が比内地鶏と偽装した食品表示偽装。伊勢の和菓子屋御福餅本家が製造日改ざんの食品表示偽装。高級割烹料亭吉兆でも食品表示偽装が騒がれています。このように食品表示の偽装が発覚していますが、厳重なる監視を望みたいものです。